先日、滋賀県野洲市の水道工事において、工事途中に発生した粉じんが
周辺の個人住宅内外に飛散しました。その時の新聞記事の一部を抜粋致し
ます。
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野洲市は11日、市が発注した水道工事中にコンクリートの粉じん
が飛散し、周辺の計7戸で被害を確認したと発表した。市は粉じん
について、『アスベストなどの有害物質は含まれておらず、住民の
健康被害はないとみられる』としているが、詳細については『被害
者への配慮から公表できない』としている。
市は事業所上下水道課によると、6日に吹いた強風で、7戸の屋内
外に粉じんが飛び散った。工事によって給水が止まったり、漏水が
起きたりはしていないという。担当者は『結果的に施工業者の現場
での配慮や市の指導監督が行き届かなかった面もあるかもしれない』
と悦明。被害世帯から健康相談や家屋の掃除などの要望が寄せられ
た場合、『誠実に対応する』としている。
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野洲市は今年2月に個人が所有をしているマンションにおいて、国が定
めているアスベストの基準値を大幅に超えている建築物問題について未だ
に解決がしていないだけに、地域住民のアスベストに対する意識は大変高
まっているも思われます。今回の件も含めて、市の今後の動向について、
誠実でかつ迅速な対応を期待するばかりです。