2021.05.07
2021年4月から大気汚染防止法改正に伴い、解体工事や一定条件を満たした改修工事については事前にアスベストの調査を行う義務が発生しています。
しかしながら今現在でも調査をせずに、工事を推し進めている工事会社は存在します。
背景には以下の要因があります。
①工期の遅れが発生する為、無届で除去作業を行った。
②発注主(施主)のコストがかかる為、言い出せなかった。
③経験則でアスベストは入っていないと判断した為、含有無しとみなした。
どれを見ても実際に解体業務を扱う担当者や、近隣に住む住人の安全配慮を無視した極めて悪質な判断と言わざるを得ません。
過去に良しとされていたものであっても、後に人体や環境に負担をかけるものについては、分かった時点で対策を打つ必要はあると私は考えます。
今現在を生きる我々には、後世を生きる次の世代へあえて負の遺産を背負わせることは許されません。
今一度、法律で定められているからではなく『今を生きる人』と『後世を生きる人』が当たり前に安全な日常を送れる世の中にする為に、考えるて
行動をする必要があるのではないでしょうか。